よこおかぶきほぞんかいとこやまいしょうぶ

横尾歌舞伎保存会床山衣装部

静岡県

芸能名

よこおかぶきのかつら いしょうのせいさくとしゅうり

横尾歌舞伎の鬘・衣裳の製作と修理

横尾歌舞伎は毎年10月第2土曜・日曜の2日間、開明座と呼ばれる舞台で行われる農村歌舞伎です。役者だけでなく義太夫・三味線弾き・下座音楽のほか、振付・衣裳・床山・舞台係など裏方を含め、全て地元の人々で賄っています。

このうち衣裳の製作・修理・管理と鬘の修理・管理を担い、公演の際には着付・床山として活動しているのが「床山衣裳部」です。部員は10人前後で推移しており、年間を通じて衣裳と鬘に関する全ての作業を担当し、戦前から伝えられている年代物の1000点を超える衣裳や100点を超える鬘の縫いから大柄な現代人にあわせた新規の衣裳制作などを行っています。